リコですー
毎年、季節の変わり目になると絶不調になるMy胃腸。。
いつもは春か秋に痛くなるのが、今年は夏にみぞおちや胃が痛くなりました。
キューっと細い刃物で刺されるような痛みで、食事はおろか家事もできずに布団に伏せって唸るのが精一杯。。
痛みが強いので、今回は「胃カメラやろう」とネットで良さそうな病院が近所にないか探してみました。
私は過去に胃カメラを5回以上経験しているのですが、やはり何度やっても苦手なんですよね。
そこで今回は苦しくなさそうな鼻から胃カメラ検査ができる病院を探しました。
(※これから麻酔ありの胃カメラ検査をする方向けに書いています。
今回は私の体験談なので、他の病院の流れと異なる場合があると思います。
必要な所だけ参考程度にどうぞー)
胃カメラの種類は3つ 口からと鼻からと麻酔あり どれを選ぶ?
見つけた病院は、都内の私鉄沿線にある内科医院でした。
ホームページの作りが丁寧で、検査の流れも書いてあったので病院に行く前から安心できました。
こういうのって大事ですよね。
ホームページを見ただけで「ここにしよう!」と即決できました。
ただ予約もしないでいきなり行ったので、初回は1時間半くらい待つことに。
(受付の人が「待ち時間1時間半ですが、どうします?」と聞いてくれたので良かったです)
とても人気があるようで待合室はけっこうな人でいっぱいです。
お会いした先生も気さくで明るくサバサバしたいい先生でした。
診察室に入ると先生は私の症状を聞いてくれ、「鼻からの胃カメラをやりたい」と希望を伝えました。
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普通の胃カメラだと「ウェッ!」となっちゃう?
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はい。それが苦手でー
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鼻からでもいいんだけど〜〜〜・・鼻からのカメラは直径が5ミリなんだよね。。
口からの胃カメラだと直径が7ミリで、こっちの方がよく見えるのよねー
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じゃあ、口からのカメラにします!
ということでアッサリ「鼻からの胃カメラ」は却下となりました。
せっかくやるなら、よく見える方がいいからですね。
ただそんなに辛いなら、「麻酔ありの胃カメラもできますよ。」とのことで、即答でお願いすることに。
検査は、腹部エコーと麻酔ありの胃カメラになりました。
胃カメラ検査前日の食事と気をつけること
検査前日の食事
- 夕食・・・夜9時までに消化の良いもの
- 水分・・・検査当日の朝6時半まで(お水かお茶のみ)
とのことで前日の夜は「素うどん」にしておきました。
病院からもらった紙には、「コーヒー、牛乳、お酒も夜9時まで」とありました。
検査当日気をつけること
- 自転車
- バイク
- 車の運転は厳禁です。
自転車くらい・・と思いますが、自転車もダメです。
何度も先生から確認されました。
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自転車で来ないよね? 当日は麻酔するから自転車、バイク、車、全部ダメね
生検(病変を切り取る)をした場合は、当日のアルコールもダメです。
麻酔ありの胃カメラ検査の流れ
まずは腹部エコーから
![](https://i0.wp.com/bihada40.com/wp-content/uploads/2017/09/s-medical_echo_woman-min.png?resize=300%2C250&ssl=1)
診療室のベッドに横になり、お腹を出します。
初診の時に、「お腹がすぐ出せる服で来てください」と言われていたのですが、検査しやすくするためだったのですね。
エコーの前にジェルをお腹に塗るのですが、ほんのり温められていてちょっと感動しました。
以前、どこか大きい病院で検査した時は冷たいジェルに飛び上がりそうなほどビックリしたことがあって覚悟していたのですが、
思わず
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あ、あたたかい〜〜・・・(涙)
と心の中でつぶやいていました。
エコーは時々くすぐったい所がありましたけど、数分で終わりました。
終わった後、看護師さんが温かいタオルでジェルを拭きとってくれて、これにも感動でした。
(大きい病院の時は、紙を渡されて「自分で拭いてください」だったのです)
あ、大きい病院の悪口を言ってるワケではないのですよ。
ただちょっとあまりの違いに驚いたのです。
麻酔、そして胃カメラ検査
次に腕に注射をしました。
(あとで紙を見ると、「鎮静剤の静脈注射」と書かれていました)
そして点滴のような袋をつけながら、検査室へ移動。
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ベッドに腰掛けて消泡剤(確か)を飲みます。(まずい・・・)
あと確かもう一回ドロッとしたものを少量飲みました(まずい・・・)
ちょっとしてから口の中に2〜3回スプレー式の麻酔をして「飲み込んで下さい」と。(うーん、まずい・・・)
その後、身体の左側を下にしてベッドに横になります。
看護師さんや先生から何度も「げっぷは吐き出さないで飲み込むようにしてね」と言われ、「えーそんなこと出来るかなー。。。」と不安に。
マウスピースを口にくわえた途端、急に心臓がドキドキし始めました。
ものすっごい恐怖が出て来て、
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ど、どうしよーーーー! 怖いよーーー!
と思っていると、
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鼻からゆっくり息を吸い込んで、口から吐いてみてー
2〜3回この呼吸を続けた所で意識がなくなり・・・
気づいたら、検査は終わっていました。
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うそーーーー! 終わってるーーー!
いつ胃カメラが入ったのかも、出て行ったのかも記憶がありません。
看護師さんから声をかけられて起きた・・・みたいな感じでした。
そのまま少しベッドで横にならせてもらい、その後は「ベッドに腰掛けてー」と言われて「粘膜保護剤」をもらってドロッとした液体を飲みました。
これは私の胃に「びらんとポリープ」があり、病変の一部を切り取ったための保護剤です。
胃カメラ検査後の診療
しばらく(と言っても結構な時間? 記憶が曖昧です)検査室のベッドで休んだ後、診察室へ移動しました。
この時、足元がふらついて、
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あら・・? まだ麻酔が効いてる・・?
と焦りました。
診察室で先ほどのエコーと胃カメラの検査結果を先生から教えてもらいました。
胃と胃以外にもポリープがあるけど、気にするほどの大きさではないとのことです。
胃カメラ検査全体の所要時間
病院を出たのは11時半過ぎでした。
9時前から検査が始まったので、全部で約2時間半〜3時間くらいかかったのですね。
やっぱり結構な時間、休ませてもらっていたのかも知れません。
病院から駅までの道も少しフラついて変だったので、自転車はやっぱり危なかったかも。。と思いました。
胃カメラの費用は
- 胃カメラ 10,450円
- 薬代 810円
- 計 11,260円
でした。
これが高いのか安いのか分かりません。
家の近所の歯医者さんは次回の診療代が高くなる時は、メモに「次回は○○○円ほどになります」と書いて渡してくれるのですが、支払いが1万円を越える時はこんな風に前もって教えてもらえると助かるなと思いました。
(これは病院に要求し過ぎでしょうか)
胃カメラ検査当日の食事と注意点
- 検査後、1時間以上経過してから軽いものから食べ始める
- 熱いもの・辛いもの・刺激の強い食べ物は避ける
- アルコールも避ける
- 普段、薬を飲んでいる場合は、先生に要確認
胃カメラ検査後におすすめの食べ物
- 食パン
- 牛乳
- うどん
- そば
- おかゆ等の消化の良い食べ物
胃カメラ検査後におすすめしない食べ物+飲み物
- 七味・からし・わさび
- 熱いもの
- カレー
- 揚げ物等の消化の悪いもの
- 炭酸飲料
- アルコール
胃カメラ検査後の体調や食欲は?
私の場合は、特に何もありませんでした。
病院から出た時は少しフラフラしていましたが、電車に乗る頃にはもう普通に戻っていました。
気がつくとお腹ペコペコで、途中で太巻き寿司を買って帰宅してから食べましたが、腹痛や吐き気などもなく、すぐに通常に戻りました。
生検をした場合、タール状の便が出る時は切り取った部位からの出血の可能性があるため、すぐに病院に連絡する必要があるとのことでした。
まとめ
胃カメラ検査前には胃の状態はもう落ち着いていて、「検査しなくていいかなー・・・キャンセルしようか。。」とも思ったのですが、やっぱり検査して良かったです。
麻酔をしたおかげで痛みも苦痛も全くなく、現在の状態が分かっただけでも「安心料」として妥当だったのではないでしょうか。
今回の検査で、
- 食道
- 胃
- 十二指腸
- 肝臓
- すい臓(エコーで見える所まで)
- 胆のう
まで診てもらえたので満足でした。
これで胃カメラの恐怖がほぼなくなったので、これからは年一回のペースで検査に行きたいと思います。
以上、胃カメラに抵抗がある方の参考になれば幸いです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。